不妊治療は医療費控除の対象です
体外受精などの高度不妊治療に挑戦するうえで、切っても切り離せない医療費控除。
葉月も毎年、所得税だけで10万円前後の還付を受けています。
また、住民税も毎月1万円近く安くなっているので、年間20万円ほどの節約につながっています。
確定申告といえば、書類作成が面倒、税務署が混んでて並びたくない、などなど、ネガティブな印象がありますが、実はそんなに面倒でもないんです。
混雑している時期に行かなくてもいい
確定申告というと、1時間、2時間待ちは当たり前。
そんなイメージがあるかと思いますが、税金が戻ってくる手続きだけなら混雑している時期に行く必要はありません。
毎年2月から3月にかけて、確定申告の申請期間が設けられており、その時はたしかに混んでいますが、医療費控除を受けるだけならこの期間に行かなくてもOKなんです。
葉月は、年度末、年度初めの忙しさがひと段落する4月半ばから5月に行くことが多いです。
ただし、確定申告の結果が住民税に反映されるのが6月からなので、できれば5月前半までに行っておくのがおすすめです。
クリニックでもらう領収書は絶対に捨てない
普段やるべきことはこれだけです。
クリニックでもらった領収書を保存しておくこと。
不妊治療以外の歯医者や皮膚科、家族の分の領収書も保存しておいてください。
(共働きで扶養に入っていなくても、夫婦の医療費を合算して申請できます)
漢方薬や鍼灸院での支払いも申請できる場合があるので、ぜひお店の人に聞いてみてくださいね。
通院に新幹線やタクシーが必要となった場合はその領収書も保存しておきましょう。
普通の電車やバスは領収書不要です。
医療費を計算する
1/1から12/31までの医療費と交通費の合計額を算出しましょう。
助成金がある場合は、合計額から引いてくださいね。
この作業はさすがに面倒です。
でも、そこそこの金額が返ってくると思えば頑張れるのではないでしょうか。
税務署へ行く
会社から配布された源泉徴収票、医療機関の領収書と合計金額のメモ、マイナンバー、返金用口座番号をもって税務署に行きましょう。
葉月は未体験ですが、インターネットや郵送でも提出可能なようです。
このページ、事前におおよその還付額を知りたい時にも使えそうですね。
住宅ローン控除やふるさと納税との兼ね合い
住宅ローン控除やふるさと納税など、すでに還付を受けている場合は医療費控除の意味がない場合があります。
こちらを参考に計算してみてください。

葉月家は、夫が全て申請してしまうと損になるので、夫の名義で住宅ローン控除を、私の名義で医療費控除を申請しています。
まとめ
確定申告、やってみたら意外に簡単だった!!と思う方がほとんどだと思います。
浮いたお金を次の治療に回すもよし、治療を頑張っている自分へのご褒美にするもよし。
まずはぜひ申請してみてください。